〇〇とネコ

日々の合間に、猫を入り口にしてあれこれを綴っています。普段のお仕事やご依頼はhttps://yotuasiya.jimdo.com/へどうぞ

2020-01-01から1年間の記事一覧

クリスマスカラーと猫

クリスマスの良さ。温かそうで豊かそう、ということだと思う。枝葉が落ちてきて、冷え込んできて、一年が終わりに近づいて、どの職場も忙しく、あれがないこれがない言いながら一年を振り返るこの時期、孤独がやたらちらつく時期、この催しは本当に心に沁み…

さつまいもと猫

娘が幼稚園からさつまいもをいっぱい持ち帰ってきた。幼稚園の芋掘り遠足、デカくて立派なのが、まさかの11本! とりあえず蒸してみたけど、2〜3口でお腹いっぱいになった。 子供が一生懸命掘ったんだな…と感動補正してもそんな食べらんない。 豚肉と焼肉の…

休憩と猫

「人をダメにするクッション」ってのがある。私はいまだに抗ってた。買ったらおしまいだ…!と抗ってた。先日代わりに(ジェネリック人ダメクッションとして)布団をまとめてすファーカバーで覆ってソファークッション化した。収納場所も空くし見た目はスッキ…

そっくり猫

以前住んでいたマンションのそばで、よく見かけてた野良猫。 飄々として、なんとも表現しにくい毛色していて、やたらデカくて動きが遅くて(コアラみたいに遅い)…しょっぱいもの食べたかのような顔。 見かけるようになってから1年以上経って「同じ顔の猫…3匹…

思い出の猫

今年の6月、実家の「こまち」が老衰で逝ってしまった。ここ数年たくさん別れがある。 こまちの訃報があってから、このブログに描くような、猫について考えたくなくなっちゃった。8月は全く更新できなかった。今まで何度も生きものと暮らしてきたし、死には…

ネコ科と猫

ネコ科の仲間を見ると「うわー、性質は違うけどやっぱネコだね」と不思議な親しみを感じる。急に概念になる。それぞれすごい好き。前足のフカフカ感、耳毛の個性。住んでるところにしっくり暮らすように嗜好や行動、体格がそれぞれで面白い。 「どんなこと考…

文豪と猫

室生犀星の猫好きエピソード…好き。 猫との関わりをみると、生活の中で大事にしてること、美意識や人柄がスッと伝わってくるようだ。なんとなく。 猫と人のエピソードは好きだ。 最近は大沸次郎の書籍をちびちび読んでいる。猫好きの小説家、大沸次郎。めち…

カブトムシと猫

「あ、いる!」とわかると静かな興奮を伴うが、どうこうしたいわけじゃない、というものはいっぱいある。 野生動物とかUFOとか宇宙とか深海とか。「なんとなく、よくわからないままにしときたい」という気持ち。 「なんとなく、そうらしい」くらいの距離感は…

サボテンと猫

20代からの趣味、多肉植物。にくにくしていて良い。ツヤツヤだったりゴチゴチだったりトゲトゲだったり、肌質が色々なのも良い。 金鯱、万年草、サイウンカク、エケベリア、ルリデン、雫石、ハオルチア、グリーンネックレス…漢字とカタカナのバランスがイイ…

水差しと猫

へんな場所の水を飲む猫がたまにいる。猫がネコ用の水入れ以外からチロチロと水を飲む。それを見るのが好き。日常の臨時ボーナスである。実家のある栃木県。茂木町では陶器が有名で、たくさんの釜や陶器のお店のある通りには、野ざらしの展示品?として小道…

ケーキのおしりと猫

「ケーキのおしり」とは、カットケーキの後ろのほう…背中?ホールケーキだったころの側面。 私は「ケーキのおしり」と呼ぶ。 ここから食べたい。ケーキのおしりは、マグロでいうトロの部分だと思う。クリームたっぷり。好きなものを後にせずすぐパクッと食べ…

ストレッチと猫

本当に「ひと仕事したなー!」って顔で目覚めたなら最高。仰々しく使命感や責任を背負ってるばっかりが人生じゃないよ。三大欲求とか生理現象にしっかり折り合いをつけて人間生活するって偉いもんじゃないか。寝起きに身体を動かしてると、なんかこういう方…

芍薬と猫

先日テレビをふと見たら、植物園?にて芍薬の花の刈り取りがされているのを見た。 パチン、パチン、パチンと小気味よくハサミの音がして、花は四角いカゴに詰められていた。お弁当みたいだった。 例のアレで、各種いろんな花見も自粛ムード。かなしい、とい…

小休止と猫

「休みをうまくとれない」がヒトのあるあるだと思うが、猫にはそれがすっごく不思議に見えてるんじゃないかと空想することがある。マグロやカツオが寝ながら泳ぎ続けることを、へぇーとか、大変だなーとヒトが思うみたいに。マグロやカツオと違って、休みを…

クッションとネコ

視界に入った観葉植物の葉を一枚一枚数えてみたり、ふと飽きたら寝返りを打ってみたり。こんな日がある方がいい。ゴロゴロ。 「本を一冊読み切る!」と「ゴロゴロする!」は同じ気合いがいる。他のことを頭から投げ出し、気合いを保つことが肝心。以前、雑談…

あそびと猫

あそびの天才、という言葉、子供の頃は意味がよくわからなかった。ずっと一人でも遊んでいれたから。あてもなく、目についたことを好きなだけ。今は我が子が「ねえ遊ぼーよ」といってくると、えーまたー?となる。大人になってから、あそびにも、センスや運…

似た者同士な、ネコ

ドーナツとベーグルはちょっと似てるけど全然違う。どちらも「どんな家の冷蔵庫にもだいたいある」というほど所帯じみてはいないちょっと特別感のある種類の食べ物で、形は浮き輪型。似てる、でも全然違う。どっちが正しいかを決めようとしない比べっこは楽…

家族と猫

ここ1ヶ月、ずっと心が波瀾万丈だった。いろんなことが起きた。 ともだちに赤ちゃんが生まれた。5月に生まれると、直接打ち明けてもらったのは去年の大晦日だった。私は出産自体に夢や希望や生き甲斐を託す方ではないし、育児は大変だし、自分の環境につい…

ドーナツと猫

猫って輪や円の中に入りたがったり、やたら注目したりするよね。リング状のもの、丸い口の器や敷物など。実家の猫は、ドーナツを前足に引っ掛けてしばらくクンクン、気が済んだらポイ、をする子だった。テーブルの上のミスドの箱をこっそり開けて、わざわざ…

コーヒーと猫

「人生に平凡はない」とも思うし、「しみじみ毎日が平凡だ」とも思う。 小さな事件でできた毎日。 4歳の娘をみていると、彼女には毎日が事件らしい。壁にくっついた5ミリくらいの小さな蜘蛛を見つけて怖がりながら蜘蛛を尾けてみたり、天井に映る日光の反…

ドットと猫

前日に続きカタチの話。ドットが苦手、という人は結構いる。パンフレットやチラシなどの制作を頻繁にやっていたころ、依頼主に「実は、ドットが苦手だから他の柄にしてほしいんだ」というような修正依頼を受けたことがある。「ドット柄は王道の柄パターンだ…

ハートと猫

絵を描くことやデザインする視点があると、記号的なモチーフとは常に関わり、常に新しい発見がある。○とか△とか。合否の○と、禅の世界の円は共通点はあっても根幹の意味が全然違う。△は決算書ではマイナスを意味しているけど、山形のモノを表現するのに使っ…

たんぽぽと猫

当たり前のように春が来て、意味もなく外に出て、思い切り深呼吸していたころが懐かしい。 見えない敵とみんなで戦う世界、まるでSFみたい。家に引きこもるだけでも貢献できる世界なだけ今はまだマシかもしれない、春の花の絵でも描こうかな、と思ってタンポ…

鍋とねこ

もっぱら鍋。 鍋料理と一品料理を加えて晩ごはん、がうちの定番。スープを決めたらあるものを詰めて煮る。鍋料理は自由度が高くて飽きないし、何品目も一気に食べられるし、洗い物も少なくて済むし、万能だな!と今更気づいた。何品も作ることを自分に強いる…

扇子とネコ

景気よさげな赤と。新型コロナウイルスの影響もあり、益々もっぱら家ごもり。普通に、普通に心がけて過ごす。 「毎日ごはん食べて、たっぷり寝て、生活できただけ本当ラッキー!生き延びてよかった!」という気持ちを大事に過ごす。 意識的に気分転換。 家族…

盆栽と猫

閏年フフフ。家ごもりしっぱなし閏年。 多肉植物ばかり育てている私だけど、30歳過ぎて気になりだしているのが盆栽。 何年も時間をかけて愛でる趣味、イイ。 夫とも出会って13年、ウサギも今年で11歳、ガーデニングも10年近い。ここらで気長に、本気で盆栽を…

静物とネコ

麺が柱になって浮いてる食品サンプルが大好き。漠然と見ていられる。 くるくる巻いたナポリタンがピンッと柱になってフォークが浮いてるものも大好き。 食べられないものだけど、食べたくなる演出と機能。アートみたいなデザインみたいな、不思議な静物が街…

ハンバーガーと猫

ハンバーガーってすごい。 シンプルであり、奥が深い。バランス感覚がすごく大事。ラフだけど繊細なバランス。 ヨヨイッと重ねた層をガブっとやるのは痛快。 それにしても、おいしいハンバーグを挟んでも、必ずしもすごくおいしいハンバーガーにはならない不…

カレーと猫

なんでもこだわりを持つのは良いことだが、 カレーはこだわりがない方が楽しいなと思う。 本場のカレー、欧風カレー、田舎風カレー、焼きカレー、ドライカレー、カレーうどん、カレーラーメン、スープカレー…みんなそれぞれ違った性格でそれぞれウマイし、そ…

鬼とネコ

鬼と猫は、相容れないなりに気が合うのではないかな、と思う。 今年の節分は小さく包んだ豆袋で豆まきして、恵方ロールケーキを西南西向いてムシャムシャ。行事の趣も大事にしつつ「らしく」親しんでみた。 らしくいこう、というのと、行事や慣習とに折り合…