鬼とネコ
鬼と猫は、相容れないなりに気が合うのではないかな、と思う。
今年の節分は小さく包んだ豆袋で豆まきして、恵方ロールケーキを西南西向いてムシャムシャ。行事の趣も大事にしつつ「らしく」親しんでみた。
らしくいこう、というのと、行事や慣習とに折り合いをつけるのは心地良くていい。
「らしくやる」と「慣習を汲み取る」のは異なるけど近いことだと思う。
正月過ぎた辺りから、「日本昔ばなしに浸りたい欲」がでてきた。おしりを出した子一等賞のあれ。
昔聴いたあの曲!なんかまた聴きたくなったぞ!というのが、ふと頭に浮かぶ感じで「あの、キツネがおばあちゃんと交代で卵飲むあの話…なつかしっ!」というのが湧く。
あの「あー、思い出した」の楽しい興奮。年の瀬から立春のこの時期、特にこの現象多い気がする。なんでなんだろう。