カブトムシと猫
「あ、いる!」とわかると静かな興奮を伴うが、どうこうしたいわけじゃない、というものはいっぱいある。
野生動物とかUFOとか宇宙とか深海とか。「なんとなく、よくわからないままにしときたい」という気持ち。
「なんとなく、そうらしい」くらいの距離感はいいね。
あんまりいいイメージないけどね「なんとなく」って。
「好きなの?嫌いなの?正しいの?違うの?」の判断より「なんとなく、どう?」は自由度が高まって楽しい。
なんとなく、には下書きのメモに近い。浅くて掘り甲斐があるまま残しておく感じ。
もう梅雨、すぐ夏。
湿気と熱でくたくたな時って、なんとなくイイな、ってものが無性にハマる。