静物とネコ
麺が柱になって浮いてる食品サンプルが大好き。漠然と見ていられる。
くるくる巻いたナポリタンがピンッと柱になってフォークが浮いてるものも大好き。
食べられないものだけど、食べたくなる演出と機能。アートみたいなデザインみたいな、不思議な静物が街の情景にいつのまにか日本的に溶けこんでいて、「かわいい」に昇華していっていて、食品サンプルってホントに面白い。
今更いうのもどうかと思うくらい溶け込んでいる。
我が家にはイクラのマグネットがあるが、見るたびおいしそうとかわいいを同時に感じながら眺めてる。デスクの足にくっついてるイクラの軍艦…この違和感が「かわいい!」になる不思議。
かわいいは奥深いなぁ。
未来では「歴代アメリカ大統領のデスマスクのガチャポン」とか「文豪の代表作の名文立体オブジェ」とか「オーストラリアの動物たちの骨格標本」とかどんどんニッチになっていくのかもしれない…