〇〇とネコ

日々の合間に、猫を入り口にしてあれこれを綴っています。普段のお仕事やご依頼はhttps://yotuasiya.jimdo.com/へどうぞ

〇〇とネコ

こけしと猫

昔ながらのお土産。昔ながらの民芸品。好き。気になる存在。 マトリョーシカを作ったり、ヤダ的民藝をコツコツ作ったりしていますが、いまだになんだかわからない。なんでか妙に気になるし、良さを筆舌にしがたい。 北海道の木彫り熊とか、タペストリーとか…

猫とネズミ

来年は子年。我が家は喪中。 街中は年末年始の雰囲気でソワソワし始めて楽しい。 ネズミといえば、中目黒の川沿いでよく見る。 道端に大きな葉のアイビーが植えられていて、その葉の下をうまいこと身を隠し駆け抜け走るネズミを、中目黒川沿い歩くたびに見て…

みかんとキンカンとデコポンとオレンジとレモンとネコ

みかんが、うんまい季節になってきた。 沁みるうまさ。 「おいしい!」にはいろんな種類がある。 ガツン!と効くおいしさ。 初めて食べる不思議なおいしさ。 懐かしい気持ちになるおいしさ。 毎日食べたい、おいしさ。 たまに食べるくらいでイイな、っておい…

ぶどうと猫

猫の混ざったぶどう、甘かったりすっぱかったりしそう。 集合体とかギッシリしたものが好きなので葡萄は楽しい。味はもちろんなんだけど植物としての実り方とかそういう面も興味がある。 普段皿に乗って食卓のイメージがあるものが、皿に乗るまでどういう状…

おふとんと猫

猫のつくる、布団の砂丘が好き。 自分は目が悪くてメガネを貫いているせいで、実家にいたころから「起きたらそばで猫が寝てる」をクリアな視界で見たことがない。 あ、いるなと思ったら急いでメガネをかけて、この砂丘を見てた。 裸眼で露天風呂の景色を楽し…

魔女帽子とネコ

ハロウィンでお馴染みの魔女。 ファンタジーの世界の中でも魔女って特別好きだ。魔女ってくくりにするのは違うかもしれないが、バーバヤーガっていうスラブ民話の魔女?が好き。日本の山姥に近くて、災厄を起こすこともあり、気まぐれに話を聞いてくれたりも…

木の葉とネコ

秋が好き。 季節の変わり目に「夏の終わり」だとか「春の訪れ」とかいうが、秋はどこかに行ったり終わったりする感じはしない。明確な出会いも別れもなく、いつのまにかいて、いつのまにか深まって、いつの間にか去っていく。 気安くていい。秋って猫みたい…

風鈴と秋と猫

秋なのに暑い。最高気温29℃って、もはや初夏じゃないの。秋色の服や秋のモチーフをみるのは楽しいけど、気温で脳が「今は…秋…??」となってしまってモヤモヤしてしまう。風鈴を仕舞うのもためらうくらい夏がまだまだ長居しているからか、近所では風鈴が聞こ…

白子の寿司とネコ

もう9月ですね。いつだって寿司はうまい。白子。20代後半になったあたりから「食べてみようかな」と手が伸び「あ、うまいなこれ」と思うようになった。すごく美味しいよねこれ。なんて言ったらいいかわからない旨味。筆舌に尽くしがたい良さ。うにとか、イカ…

水まんじゅうとネコ

近年嬉しかったこと。タピオカ流行ったこと。食感最高。モチプルつるりーんって食感が好きなので。水まんじゅうも流行ってほしい‥‥水まんじゅう大好きなんですよ。水まんじゅう。でもたまーにしか食べられないのが悔しいのでもっと流行ってほしいなぁと思っ…

ウサギとハムスターと猫

肉食だとか雑食だとか草食だとかが、割とどうでもよくなってるペットたちの距離感がなんだかいいな、とも思う。 人の生活圏だとそういうことがどうでもよくなるんだろう。種族は違うんだけどスタンスが似てくるというか。今同じようなことを考えているのかな…

多肉植物とネコ

100年に一度しか咲かない“アガベ”開花 滋賀 守山 | NHKニュース ニョニョーン!と伸びた茎と独特の花に「多肉植物らしさ」を感じて描いてみた。多肉植物の花って独特ですね。条件が整った年に開花したり、なんか毛深かったり、花??って感じの見た目だった…

鮪とネコ

いつどんな時も美味いのが寿司ですよ。 もうどーにでもなれやって気分の中「元気になったら寿司食べよう」と、寿司に対する情熱だけは消えなかったので、やっぱり寿司に勝るものはないなって思いながらこの絵を描きましたよ。寿司ネタで好きなのは、しめ鰯と…

読書と猫

本を読んでいると猫がきて本が読めなくなる、猫のあまえんぼな習性…イイ… 猫と文豪のエピソードを知るのが好き。ヘミングウェイの「幸運の猫」エピソードとか。 寺山修司の世界の猫もいい。飄々としていてどこか哀しくて気高い。寺山修司名言集の中にギッシ…

義足と猫

先月のニュースで世界初の4つの新しい足を装着した猫 肉球を全て失った猫ちゃん 義肉球を手に入れ安楽死を逃れるもちろん足を失った経緯には複雑な気持ちになったけど、義足の頼もしさに感動した。こういう時は積極的に良い面に目を向けていきたい。本当にこ…

レプリカと猫

景気がいい時ほど愛憎たっぷりのドラマが流行ったり景気が悪い時ほど痛快な勧善懲悪が流行ったりするものですが元気で忙しい時ほど悲しい絵を描いてみたくなります。レプリカだから悲しいわけじゃない。本当は誰かと星の話でもしたいのに目先のものを転がし…

昼顔と猫

アサガオがメジャーだが、アサガオ、ヒルガオ、ユウガオ、ヨルガオってあるらしい。儚いイメージがあるけど、花はでかいし葉っぱもデカイ。ガンガン蔓を伸ばしてたくさんタネが出て、ガツガツ生きている感じがする。数年前、我が家にいた「怪獣ビオランテ」…

紫陽花と猫

今年も暑くなるのかな。ここ何年かは、殺人的な暑さなので6月から戦々恐々。紫陽花の青を街中で見かけると少しホッとする。青いものを見ると爽やかな感じがするからか。同時に息が詰まるような状態で歩いてたのかと気づく。天気が悪かったり不調だったり悩み…

土とネコ

この絵は先月の「人間の遺体を堆肥にすることを認める法律ができたよ!」というニュースを知って描いたもの。人間の遺体を堆肥に 米国内で初めて合法化 https://www.bbc.com/japanese/48361574こういう風景の一部になっていきたい、ということなのかなと思っ…

スペシウム光線とウルトラな猫

5月末の「チコちゃんに叱られる!」でスペシウム光線の成り立ちを知った。飯島監督の言葉「Go straight on(まっすぐ行きなさい)」に感動した。まっすぐに刺さる言葉。スペシウム光線を毎週の放送に合わせて描いていた、飯塚定雄さんの作画を真似て描いて…

雨とネコ

子供の頃の雨の日の記憶。母はだいたいイラついてムスッとしていた。 水たまりはたくさんあってカタツムリとかカエルとかいて楽しいのに。子供ながらに大人はどうして急ぐのか、不思議だった。「雨の日だからって、不機嫌にならないでほしいなー」と思ってい…

量子力学と猫

いわゆるシュレーディンガーの猫。 「思考実験」「パラドックス」ってなんとも言えず心地よい。ちゃんと話を聞けば理解できるくらいの難しさ。そこから量子力学や相対性理論になるともうチンプンカンプンだけども。この猫、いつか迷路にしたいなーと思いなが…

睡魔と猫

本格的に梅雨入り。今日は横浜市も土砂降り。寒暖差が激しくて、変な時間に眠くなったり、逆に寝付けなかったりする。 季節の移り変わりに翻弄されないくらい、睡眠を深くしたい。いつもより気合いを入れて寝る。近頃はいただいた仕事をコツコツしたり、いろ…

薔薇とネコ

バラを育てていく上で、年々立派な花を咲かせるために、花を選別し開花次第切ってしまうもの、らしい。越冬の際もバラの枝は盛大に剪定されて冬はとても寂しい。 剪定して仕舞えば、今より美しい将来に繋がる。 すごく合理的な、次の年に繋がる大事なケアで…

ゼラニウムと猫

5月から9月まで咲く花、ゼラニウム。 最近読んでる漫画に影響されがち。ゼラニウム。近年の日本の酷暑っぷりで、6月にはヘトヘトになりがち。ゼラニウム。5月から夏が猛威ふるいがち。日本。

古墳と猫

あの場所を世界遺産に、というニュースで、「すげぇ、古墳…!」ってなった。世界遺産になるかならないかとより「長い年月を経てもなお謎のまま」なところ。「これからも…わかんないままにしとこう!」のパワーがすごい。古墳の解明や大規模調査は、古墳を踏…

雨と傘と猫

本日は、朝から土砂降り!爆弾低気圧って言うんですってね。未就学児付き育児真っ只中で自営業な身としては「フハハ、世の中が大混乱ではないか!」と屋内でぬくぬく優越感を絞り出すべき時なんだろうけど、屋内にいるぞってことで心底愉悦できるほど単純で…

サケガシラと猫

5月13日のニュース。https://www.sankei.com/region/news/190514/rgn1905140022-n1.html 姫路市沖の播磨灘で、捕獲されるのはすっごく珍しいんだとか。深海魚ってより「シラス界のボス」って感じで横たわってた。深海がもっと気軽に探索に行けるようにな…

皐月と猫

日本の12ヵ月、5月は皐月。「過ごしやすい時期になりましたし、ゴールデンウィークはどっかいくんですか?」みたいな会話が飛び交いますが 実際は朝夕の温度差が激しくて服に悩むし、ゴールデンウィークは大体の人が家にいるし「はたらく」が頭ん中占めて…

迷路ばっかりの企画展「めいろいろいろ」のあとがき的まとめ

2019年、平成から令和にまたがって開催されました私、ヤダユミコの作品を中心にした企画展「めいろいろいろ」が無事終了しました。ウン万枚にも及ぶチラシになり、巨大になったりポスターになったりとこの猫は本当に幸せ者です。総来場者数は11,711人!…