昼顔と猫
アサガオがメジャーだが、アサガオ、ヒルガオ、ユウガオ、ヨルガオってあるらしい。
儚いイメージがあるけど、花はでかいし葉っぱもデカイ。
ガンガン蔓を伸ばしてたくさんタネが出て、ガツガツ生きている感じがする。
数年前、我が家にいた「怪獣ビオランテ」が懐かしい。
実家にグリーンカーテンとして植えられたヒルガオがどんどん成長した。色も鮮やかで見応えがあって最初はみんなで喜んでいたが、どんどん大きくなってしまってビオランテの蔓はどんどん伸びて、グリーンカーテンっていうよりも舞台の緞帳のようになった。
茎が指のような太さだったり、花も猫の顔よりも大きかったりだったので、ヒルガオの怪物って感じだった。
結局秋どころか11月末まで青々と蔓を伸ばすばかりか花まで咲かせていたので近所の方に
「アレまだ咲いてるの?!一体いつ枯れるのかしら」「もはや妖怪じみてきたよね」という評判だったので流石にもういいか、と母が2日がかりで伐採した。
とんでもない量のタネが出て、翌年庭のあっちこっちから生えてきたりと恐ろしいビオランテだった。
あの「怪獣ビオランテ」がまた見たい。