猫とネズミ
来年は子年。我が家は喪中。
街中は年末年始の雰囲気でソワソワし始めて楽しい。
ネズミといえば、中目黒の川沿いでよく見る。
道端に大きな葉のアイビーが植えられていて、その葉の下をうまいこと身を隠し駆け抜け走るネズミを、中目黒川沿い歩くたびに見てる気がする。下ばっか見過ぎなのか?
最初は「ネズミ!」とハラハラしたが、近頃は「あー、そうだった、よくいるんだよな」と思うくらいに慣れた。
子供のころ、いなかのネズミと都会のネズミが好きでよく読んでいた。
この話は古い童話なだけあって世界のいろんな出版社が本にしていて、見比べるとお国柄や時代を感じて面白い。
イギリスで出版された田舎のネズミはカヤネズミで、風景に古城や牧場があり、都会のネズミが食べてる食べ残しがいかにも上流階級のオードブルだったり。
アメリカの本は都会のネズミが強気でマッチョだったり。物語の〆も結構ニュアンスが違っていて面白い。