魔女帽子とネコ
ハロウィンでお馴染みの魔女。
ファンタジーの世界の中でも魔女って特別好きだ。魔女ってくくりにするのは違うかもしれないが、バーバヤーガっていうスラブ民話の魔女?が好き。日本の山姥に近くて、災厄を起こすこともあり、気まぐれに話を聞いてくれたりもする。
勧善懲悪でなく気まぐれに場当たり的な気性の魔女の話は個性が強くていろんなイメージが膨らんで面白い。
魔女の大釜とか魔女のほうきとか、魔女のアイテムってなんかもうイメージをいろいろかき立てられていい。
魔女のほうきにピッタリなほうきについて、小学生のころ真剣に考えたことがある。
「ほうきって跨ぐと座り心地よくないし、横座りでもイマイチ快適じゃない、これで空飛ぶとか拷問みたいな苦痛あるなー」とか「日本のほうきは竹だからキツイだけで、海外のやつなら飛びやすいのかな?」と考えたりしていた。
最終的に「現代の魔女は、ほうきはステッキ的に携帯する程度で、移動手段は魔法で瞬間移動だろうな」とむりやり落ち着いた。
魔女にいらん世話を焼いていた私は、今では子供にハロウィン焼きドーナツしたり、記念フォトで魔女になったりしているわけで。
魔女じみて明るく、したたかに歳をとっていきたい。