こけしと猫
昔ながらのお土産。昔ながらの民芸品。好き。気になる存在。
マトリョーシカを作ったり、ヤダ的民藝をコツコツ作ったりしていますが、いまだになんだかわからない。なんでか妙に気になるし、良さを筆舌にしがたい。
北海道の木彫り熊とか、タペストリーとか、浅草のちょうちんとか。
願掛けやご利益がしっかりしたものもフムフムと興味が湧くが、由緒や起源が「諸説ありますからあんまり気にしないでくださいね」なものがもうなんかもう…イイ。
土地の人が長い時間かけて定着していったモノのもつ良さが、大人になって少しわかってきた。
昔は、その独特の存在感に引いて、こわごわ見ていた。どの民芸品も、家の1番落ち着いた場所にいつも置いてあったからかも。
こけしは、なんか座り方まで叱られそうで怖いなくらいに思ってた。今は「もし東北に出かけたら買いたいかもな」と思うくらいにしみじみ歩みよっている。