スペシウム光線とウルトラな猫
5月末の「チコちゃんに叱られる!」でスペシウム光線の成り立ちを知った。
飯島監督の言葉「Go straight on(まっすぐ行きなさい)」に感動した。まっすぐに刺さる言葉。
スペシウム光線を毎週の放送に合わせて描いていた、飯塚定雄さんの作画を真似て描いてみたけど大変。想像している以上に根気がいる作業だった。
ウルトラマン、世代ではないけど動画配信サイトとかでたまに観る。
ジャミラに泣いてしまうし、バルタン星人の怖さとか、ガッツ星人のデザインのかっこよさとかすごく好き。
悪役が好き。
Dr.スランプアラレちゃんのマシリト博士(コミックス版の)
ルパン三世のパイカル
とか、どんどん人間じゃなくなっていって自分の仕組んだことの中で自滅する系の悪役が好き。もう後戻りできない・・・ってとこまで突き詰めちゃうキャラクターっていっそ清々しい。
手塚治虫の世界だとロック。映画「メトロポリス」のロックが最高に悲しい。ロックは悲しい、いつも。
天空の城ラピュタのムスカ大佐はそういう意味では別格だなぁって思う。しっかり悪だけど散りっぷりが鮮やか。
悪役になりきれない、赤塚不二夫のニャロメも、嫌いになれない。
現実のチンピラってみんなあんな感じ、本当の悪の姿ってああいうもんだよね、ケチでものぐさで世間知らずって悪なんだよね、って教えてくれる。
吉本興業の闇営業騒動の発端や経緯を知ると尚更「ニャロメって真理だな」って思う。