劇団四季「人間になりたがった猫」にご招待いただきました
2022.7.22に
劇団四季「人間になりたがった猫」の舞台にご招待いただき観劇致しましたよ。
山手線浜松町駅側の自由劇場でした。
お昼の舞台のせいか夏休みのおかげもあってか、お子様連れも多く賑わいつつ、みんなバッチリコロナディフェンスしてますから!な体制のなか観劇しましたよ。
舞台はね、筆舌に尽くしがたい、そのぐらい代え難いステキさでしたよ。
ミュージカルをはじめ舞台って、人間の持つ健やかさとかひたむきさとか純真な真心が高出力で発揮されるから、もうね。
観ていると、美しいなーーーーって感情が昂りすぎて、脳が揺れるからか、目から出ちゃう。悲しくないのにジワワワワと出てしまう。
私のような理屈っぽく日々隠遁気味な人間ほど、ミュージカルの生のエネルギーに浄化されてしまうのでしょうよ。ご時世がこんな感じだから一層、ああ代え難いものを今、観れているんだなって感じましたよ。
私は猫という種族というか概念からして畏怖を覚えるくらいには好きなので「なんで人間になりたがるのよ・・・猫のままでいいのよ・・・」って気持ちが観劇前は少しあったけど、もうそういう理屈は一昨日の方角ににブン投げてしまおうねと思うくらいにはステキな舞台でした。
ネタバレを避けつつ見所を書き残しますと、
ライオネルは「ポシェットが似合う主人公部門第一位(2022年私調べ)」でしたし
ジリアンは「絶対うまいシチューを作るヒロイン部門第一位(2022年私調べ)」であり
「確かに怒った顔可愛いなぁ部門第一位(2022年私調べ)」でした。
タドベリ先生は「スピンオフを期待してしまうほどにステキな紳士部門第一位(2022年私調べ)」でしたし、
ステファヌス博士は「ライオネル大好きじゃん部門殿堂入り(2022年私調べ)」です。
スワガードは「あんな感じだけど取り巻きの誕生日とかしっかり覚えてそうだよね部門第一位(2022年私調べ)」でしたし、
トリバーおばさんは「こんな人が街にいたら人間捨てたもんじゃないと思えるよ部門第一位(2022年私調べ)」でした。
劇団四季様からはこのブログを通じて何度かイラストのご依頼をいただき、会報誌アルプで迷路の魔法のランプを描いたり「カモメに飛ぶことを教えた猫」の見開きイラストを描かせていただいたことがありましたが、
コロナな世の中になって以来、久しぶりにこうした機会をいただきました。
ありがたい限りでした。
おまけ
自由劇場そばの旧芝離宮恩賜庭園に寄りました。
風が強く風鈴が鳴り響く藤棚は最高の居心地でした。
リンドウ以外のお花は見頃ではなかったせいか、ビックリするほど人がいませんでしたので「私の庭なの?」ってくらい気をぬく事が出来ました。
若いサギがおりまして、おぼつかなない足取りで池の淵をツンツンしていて
硬い石に嘴がガツンとなってイテテとなっていましたよ。可愛い。
良い日でしたよ。