〇〇とネコ

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溶岩と猫

「あぶないから、そっち行かないで」って言われると一層やろうとする、という子はいる。
豊かな生活をしている愛され者だと自覚してる子は『まあまあ安全地帯※』でわざわざコロンとなってヒトが抱き起こしてくれるのを待ってみたりする。

※雨の吹き込む窓辺、パーティ料理の支度中のテーブル、荷物の出し入れをする納戸のドアの前など


「抱き起こしてくれないの?」って顔して無防備に寝っ転がっていてまたおかしい。また昔の猫の話。

 

 

何はともあれ溶岩が好き。ハワイの活火山のマグマの動画とか延々と見ちゃう。
うねりながら地面に広がっていく、どうにもならない大地の活動に圧倒されながら観る。
何が楽しいとかいうのは言葉にしがたいけど「ええもん見た・・・」って思う。地質学的な知識もないからただ漠然と観てるだけ。
迷路もそうだけど、私はウネウネうねるものが好きなだけかもしれない。

家族には「よくわかんないけど、観たいなら見たらいいんじゃない?」という反応をされる。こういう関係はありがたい。

(なお他には「膨大な数のきのこが成長していくタイムラプス早回し映像」とか「NASAの宇宙ステーションから観測したオーロラの映像」とか世界各地の定点カメラとか観てるよ)

 

危険なものとか相容れないものを安全地帯から見ているとき、
ぬるま湯のような豊かさを感じる。




おまけ:
▼どこにでもあるような草っ原やトタンのバリケードに浸透していく様子を何度も見てしまう。知らない国の日常、って感じ。

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▼こちらで紹介されているドキュメンタリー映画『素晴らしき、きのこの世界』
きのこニョキニョキでタイムラプスとしても面白く、かつ多様な視点を以て菌類と人類の歴史に焦点を当てていて面白い映画でした。

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