2007年くらいに描いた猫。12年前。
覚えてろよ!!とでも言いたげに逃げていく猫。
こういう顔が好き。しかめっ面に敵意を感じたことがないからかも。
敵意のある顔とは「言葉を濁しながら曖昧に笑う顔」と思っています。
タチのわるいものほど、曖昧に笑って周りになんとなく溶け込んでいるものですね。
今思うと「あの人、良い人ではなかったなー」と思い返す人はだいたい曖昧に笑いながら常に輪のなかで浅く付き合い、他人が弱り始めたとこだけは最前列で見ようとしたり突いたりしていました。
覚えてろよ!と逃げていくほうが、やっぱり可愛いです。