〇〇とネコ

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小豆と猫

畏怖い、という言葉にハマってる。

「…おおっ!」と怖さや畏れを感じる、それがなんともイイじゃないか、みたいな意味で使ってる。こわいもの見たさ、とはまた違う。リスペクトがあるニュアンス。

ネイチャー系ドキュメンタリーは畏怖いシーンの連続だし、

猫が真剣に狙いをさだめ、獲物を捕らえてニョキニョキ伸び縮みする爪を覗かせるのも畏怖い。

ホラーや怪談とはまた違う。畏怖いもの。

 

 

風呂敷と猫

白い猫とは赤いものを合わせたくなる。

 

風呂敷も手ぬぐいも好きで集めている。

濱文様は四季のモチーフをそれぞれ集めて、寝室の壁に飾ってみたりしている。

菖蒲、または鯉を近々飾ろうと思う。

 

フッ、いい趣味してるじゃないか!と自分で思うくらいには愉しめて続いている習慣の一つです。ドヤ〜。

レジ袋とネコ

 

あ、猫だ!

と、思って近づいたらレジ袋だった、見間違えた…

という笑い話をみたことがあるだろう。

フィクションでは日常系の漫画やアニメ、活字ではエッセイなどで、見間違えをした人物の人間性をより照らすようなシーンを構成したりする。

(普段硬派なのに見間違えたことをアワアワしながら取り繕ったりして視聴者や読者に「こんな一面があるんだ」と感じさせるようなホンワカしたシーン)

ツィッターでも見たことがあるし、探せばそういうツィートは毎日あるだろうなと思う。

 

私はこの見間違いネタを見るたびに「むしろネコっぽいレジ袋…見たい!」と思うのだ。

バッチリ視認できちゃう完全な野良レジ袋はよく見るが

ネコ?!と思えるような、うまい具合のレジ袋に遭遇したことない。

そもそもレジ袋有料化が進んでレジ袋がフワフワ街中にあること自体少ないかもしれない。ゴミが減るのは勿論いいことなんだけどね。

 

そう思いながら今回サラ〜と描いてみたが、これは難しい。狙いすぎてもしょうがないからって、しっかりレジ袋になっちゃうね。

レジ袋を実際にフワリと置いたとしても難しいだろうから、むしろ「猫に見間違えるレジ袋セッティング選手権」したら面白いんじゃないか?と思った。

うわー、これ完全に猫じゃん!これは狙いすぎだわー、とか言いながら品評したりするコーナー。

なんとなくチョコプラの2人にやってほしい。長田さんは絶対セッティング上手そうだもの。

 

 

草原と猫

 

野草に漠然と興味がでている。

よく読んでいるデイリーポータルZで、野草回は目に留まる端から読んでいたけど、

野草を実際に手に取るなら、と考えながら読むようになった。

疫病とか戦争が一層身近に感じると、言いようのない知識欲「いつか役立ちそうな知識ほしい」が湧くのでしょうな。

 

比較的見極めやすくて調理もしやすそうなヨモギとかナズナは天ぷらに良さそうだなぁ、

関東なら冬にも割とあるもんな、とかそんな目で本をパラパラしたり、調理する様子を見てる。

 

昔暮らした猫は草が大好きでモリモリ食べていたが、すぐ吐いていた。

酒弱いのに飲む人みたい、と思いながら背中をさすったものです。

アルファベットと猫

いろんな言葉を作るアルファベット。


聡明な励まし、屈託のない賛同、忌憚のない評価、重量感のある文章を構成する単語をさらに作る文字。

文字が好きだしカッコイイ書体も好きだが、言いたいことはあまりない。詩や虚構の話の方が親しく今を感じるくらいだ。


もう、メッセージ多すぎるよ現代。
ダイレクトメール、ニュース記事も、観測しきれないくらいある。
プラットホームが変わればまた別の話題がある。スクロールした先にも、再生ボタンを押した先にも。せっかく一人になっても、リアルなメッセージが受け取れてしまうよ。

そしてその膨大なメッセージの奥にたくさんの思惑がある。
こんな人に受け取ってもらえたらな、というものから、
これが起爆剤になったらうまいな、というもの
これでわかったか?というようなもの。

埋もれていかないでほしい、残したいと思っているのだろうと思いたい。
埋もれてしまうよ??と感じさせる現代的な機能が加速させてるなんて思いたくない。

 

受け取らなければいい、ただそれだけのことなんだけど。いや毎度ながら多いな?!って毎週驚いているよ。通勤ラッシュみたときの気持ちに近い。

 

アルファベットを描きながら「私は何の単語も作らないぞ」みたいな気持ちでいたよ。
何の意味も持たず、猫にからまれているだけ。

意義とか理由がなく、ただ猫に踏んづけられてる。

いろんな毛並みがいていろんなサイズがいて。
意味はあるのか、一日中寝ているつもりかと問いただす奴にはそうさせたらいい。
猫はみんなめちゃくちゃにするけどね。

そんな景色。

トートバッグと猫

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このネコ描いた時、季節はもうすぐ夏かな?ってころ。ミシンが我が家に来た。内祝いのギフトカタログに載ってたのを「今しかない!」って言って申し込んでしまった。

 

ミシンは上糸と下糸の強さのバランスが大事。

パッと見縫えても下糸がギューてなってたりして微調整の連続。ミシンの第一関門は調整ダイアルだと思う。

というわけで半年は寝かしているよミシン。

この猫と一緒。

なんぼ猫でもこんな寝ないよってくらい寝かしてしまってる。