野生の習性とネコ 〜マヌルネコ〜
数週間前、Eテレ「なりきりムーにゃん」で、狩りするマヌルネコを観ました。
本当にこんな感じだったので強烈に印象に残っています。
マヌルネコは周りの岩のようにあまり動かず匍匐前進状態でありながら、しっぽをクニャクニャ〜ファサササササーっとフリフリしてネズミの注意を逸らして獲物に近づき、狩りするそうです。
人間の目から見ると「マヌルネコ・・・!丸見えじゃん・・・!!」って感じなんですが、ネズミの視力だと派手な動きのしっぽだけを注視してしまい、その隙にガブリとやられてしまうんだとか。
もはや催眠術にでもかかったような感じで、嘘みたいな光景。
いつ気づいたんだろう、マヌルネコは。「このしっぽの動き一生懸命やると、なんかネズミ獲れるなー」って気づいたのって・・・習性の起源を考えると止まらなくなる。
人間でも確実に視界に入ってるのに知覚できないこともいっぱいありますね。
よく通る道でふと「こんなとこにジムあったんだ」と気づくこととか。
ネズミ側に回ることはまだなくとも、致命的に見えない巨大なものも人間にはまだまだあるのかなとは思います。次元とか宇宙とか地球の核とか。