ソフトクリームと猫
おうち時間が煮詰まると「もし旅行するなら」の空想をする。
レンタカーで高原に行こうかとか、それとも電車で鎌倉行こうかな…と国内旅行の空想すると、景色に浮かぶのがソフトクリーム。
観光地=ソフトクリーム、の連想。
高速道路を移動中の休憩に寄るパーキングエリア、名所の土産屋の店先。
ご当地ならではのフルーツが使われてたりすると生まれるインパクトも、ソフトクリームに対して抱く観光地イメージに拍車をかけてるんだろう。メロンとかハスカップとかラベンダーとかずんだとか。強い。折角だし食べよう、という気持ちも湧く。
ちょっと気になってGoogle検索かけたら、いろんなソフトクリームの画像がいっぱい出てきた。
ソフトクリームは進化しまくっていた。トッピングやコーン、ボリュームやフレイバーも。観光地イメージに固まってるのは勿体ないな?!というくらいスイーツとして進化してた。
どこにも行けないなりにソフトクリームでも食べてみようかな、と思い近所でソフトクリームを買って食べてみた。
バニラ味、うまい。
でも旨さよりも、見知った場所とソフトクリームが重なる景色が、妙にミスマッチなのが頭の中でいっぱいになった。
まだ身体に「観光地でソフトクリーム」ってのが染み付いている。
普通にアイスをほおばってるのとは違う非日常感があって、面白かった。
私の中の観光地=ソフトの刷り込みが強すぎるあいだは、非日常感を手軽に味わえてイイかも。普通にどこかに行けるようになったら尚いいけども。